言霊の華 第533号

言霊の華 第五三三号

『運命を超えるもの ~パワースポットはあなた自身~』

 

私は若い頃から占いなどの類(たぐい)はあまり好みませんでした。「自分はこれからどうなるのだろう」と云う漠然とした不安は生きている以上、誰しもが持ち合わせていることでしょう。

しかし私の場合、幼少年期から「国家のお役に立ちたい」という想いが強く、自分の人生に不安を感じる間もありませんでした。

ただ祈り続け、奔(はし)り続け、今日まで来たのです。我が内に確固たる信仰心があったため、不安、心配、怒り、悩み、迷いなど全て神様に全託です。

どうしても許せない相手、怒りを禁じ得ない時など、先ず心を落ち着け鎮(しず)かに祈り、神様に想いを預け切ります。そうすると、まるで霧が晴れたかのようにスッキリと心が鎮まり穏やかになれたのです。

導かれゆく人生は先ず祈りから始まります。占いや運命学の限界はこの信仰心や祈りの力を無視しているところにあると感じます。

弊社ピュアーライフを創業した時、ある高名な四柱推命や方位学をされている先生を紹介され、観てもらったことがありました。

その先生は「会社の設置場所は西か西北にしなさい。東は絶対ダメです」と云われましたが、その当時三鷹に住んでいた私は西か西北であれば立川、八王子、所沢、東村山辺りになり、いくらなんでもそれはできません。

結局真逆の東である荻窪に会社を置きました。それを聞いたその先生は紹介者の婦人に「残念ですが、会社は上手くいきません。そして菅家さんに子どもは授からないでしょう」と言ったのです。ここが運命学の限界なのです。

私は産土(うぶすな)の神様をとても大切に思って来た人間です。三鷹在住20年間で一年間に150日は神社にお参りしていたと思います。三鷹から荻窪に移る時も三鷹八幡大神社に懇(ねんご)ろに感謝の祈りを捧げ、ご挨拶を済ませました。

そして荻窪に移った時は産土様である白山神社で毎日のように祈りを捧げていたのです。

その後神楽坂に移りましたが、会社は順調で20年間赤字も出さず続いており、子どもにも恵まれました。運命学、占いを超えているのです。

信仰心や祈りの無い人であれば、きっと運命学の言う通りになっていたのでしょう。運命学や占いを「転ばぬ先の杖」として活用したり、参考にしたりすることは結構なことです。しかし盲信したり振り回されたりしてはなりません。

現在(いま)世の中では「パワースポット」なるものが若い人たちの間で人氣です。「パワーを身に付けたい、強運になりたい、結婚したい、金持ちになりたい」と動機は様々ですが、そこに神への心からの感謝と祈りが無ければいけません。

安直な動機には誠心誠意が感じられないのです。神社や霊的聖地の参拜は真摯な姿、謙虚な祈りで神の前に立つべきです。そして神々との融合、一体化を果たし、自らが神の分霊魂(わけみたま)であることを悟り、自信と勇氣に満ち溢れて人生を歩むことです。

パワースポットとは「氣づきの場」であって、お願い事をするためや、ご利益(りやく)を得るための場ではありません。自らの霊魂(みたま)と出会う場なのです。霊魂と出会ったあなたは、あなた自身が既にパワースポットなのです。

運命を超えるもの。それが霊魂から発する確固たる信仰心と感謝の祈りです。運命は外が決定するものではなく、内なる神(霊魂)が決定するものです。

一切の主人公たれ!

合掌 かむながらありがとうございます  

 

菅家 一比古

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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