言霊の華 第551号を配信しました

言霊の華 第五五一号

 

『変えていいものと変えてはならないもの』

 

昨日、無事に即位礼正殿の儀が終了しました。午前中大雨に見舞われていた東京でしたが、開始時間頃、雨は上がり晴れ間も見え、虹までかかったのです。

この日の早朝、我等の同志、東京菅家廊下、東京美し国経営者連盟の代表幹事、京谷達矢先生の有志が葉山の御用邸前の一色海岸で禊をされたのです。氣温の低い雨の降る寒い中、新しい日本の門出を祈り、天皇、皇后両陛下、ご皇室の弥栄を願い、我等美し国、国家を代表して神々様に捧げたのでした。

義と誠の人ここに在り!です。流石(さすが)に私自身、それを思いつきませんでした。と言うのも前夜、呉善花先生の誕生会があり、私も京谷先生を始めとする我等一門も夜遅くまで共に過ごしていたからです。翌日禊の写メールが送られてきて、その事実が判りました。

義なる人々の出現そして育成こそ菅家廊下翔塾の使命と思い、願い続けてきた私の胸に熱く込み上げてくるものがありました。

令和の御代となってから災害に見舞われ続ける日本列島。日本の禊を促すかのように次々と襲来する台風。日本及び日本人が劣化の一途を辿る中、それを覚醒し、修復、改善しようとされる神々。即位の礼までに台風十五号、十九号が日本を禊し、洗い浄めたかのようです。台風十九号で百名近くに及んだ死者数は近年稀に見る被害をもたらしました。

そして思ったことは、「日本人は何か間違った方向、選択をしているのではないか」と言うことでした。その一つは十一月に斎行される大嘗祭のために建てられている大嘗宮の屋根のことです。日本の伝統はこれまで茅葺(かやぶき)の屋根でありながら、経費の節減を主張した秋篠宮様を始めとした宮内庁の意見に因り、板葺きに替えられてしまいました。

一億円の経費節減のため伝統が覆させられたのです。たった一億円程度で二千年以上の伝統を破壊するとは狂気の沙汰です。今回の台風十九号が日本に及ぼした被害額は数兆円に上ります。多くの家屋は水没し破壊されました。伝統を無視したしっぺ返しが起きたと思われてならないのです。

変えてもいいものと変えてはならないものがあります。変えてはならないもの、それが「伝統と型」。日本で最も重要で尊いものこそ宮中祭祀であり、その中で一番大切な祭祀こそが大嘗祭です。それを斎行する建物が大嘗宮であれば、大嘗宮こそ日本で一番大切な建物であるはず。それを犯すことに神々は決して黙ってはいません。

日本人が伝統と文化、精神を劣化させればさせるほど自然の猛威、神々の怒りは止むことはありません。若しこの先、男系天皇から女系天皇に替わることがあるならば一体どうなることか。

日本の伝統を破壊しようとする輩(やから)は何も左翼政党に限りません。宮内庁の中にも、外務省をはじめとする中央省庁の中にも、NHKを筆頭とするメディアの中にも多く存在しているのです。彼等は用意周到なる戦略、戦術の元に動いています。

その手段として女系天皇を持ち出し、ヒューマニズムに訴え、自由、人権、男女平等と誰もが反対できないような主張を繰り広げ、世論を誘導するのです。この罠を見破らなければなりません。

災害に心を痛めておられる天皇、皇后両陛下、そして上皇、上皇后両陛下。全て私たち国民の責任です。その肩に背負われているその重荷は国民が作り上げたもの。我々国民こそその重荷を背負うべきなのです。

この先、伝統の破壊が更に著しくなることでしょう。日本の滅亡の足音がすぐそこまで近づいているのが私には判ります。生命(いのち)を懸けて、我々はそれを喰い止めなければならないのです。

 

合掌 かむながらありがとうございます  

菅家 一比古

 

 

 

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