言霊の華 第560号『「聖なる次元」と俗なる者』を配信しました

『「聖なる次元」と俗なる者』

 

1223日、上皇さまの86歳の誕生日でした。いつも上皇后さまが寄り添われ、美しいご夫婦のお姿を拜見し、どれだけ国民の心を和ませて下さっていることでしょう。ご夫婦のお姿や天皇、皇后のお姿こそ日本の「聖なる次元」そのものです。

このような「聖なる次元」はいかに生まれるのかを考えてみた時、あの1114日の大嘗祭を思い浮かべるのです。

あの苛酷な九時間にも及ぶ重労働である儀式を通して、祖神(みおや)である天照御大神が乗り移り、一体となられる。そこで初めて天皇霊をいただき、真の天皇の御位(みくらい)に立たれるのです。完全に変貌を遂げられた新帝陛下は聖なる次元となります。

一体、どこの国にこのような儀式を経て、王位を継承される国王がいるでしょうか。雅子皇后さまがあれ程体調不良であるにも関わらず、その儀式とその後に続く一連の皇位継承の奉告祭をはじめとする長い儀式を乗り越えられたことは、とても驚きであり、感動でした。 

何モノかの力が働いているとしか思えません。そして見(美)事に皇后としての高貴で美しいお姿を国民に示されたのです。世界で最も尊い「聖なる次元」を戴いている国民は何と幸せなことでしょう。だから俗の世界に身を落とし生きている我々は安心して過ごせるのです。

例えば田舎から都会に出て来た若者が都会の垢に染まり、馬鹿をやり、自堕落な生活の中に居たとしても、ふるさとでは子どもたちのことを案じ祈り続け、想い続ける親がいる。その愛の復元力によって、子はいつの日か立ち直り、真っ当な生き方が出来るようになるのです。

親は子のため自己犠牲を厭(いと)いません。無私になり、真実の愛を示します。これが「聖なる次元」です。私たちの背後で祈ってくださり、泣いてくださり、想い続けてくださる母のような聖なるご存在がいる。それにより私は赦され、浄化され、癒され、生きられる。だから俗人として馬鹿をやっても、欲にまみれたとしても安心して生きられるのです。

親に苦労をかけながら、涙させながら、人は一歩一歩成長し、まともになって生きられるのです。日本に聖なる次元、ご存在がいらっしゃる。それが日本国天皇です。今年、まざまざと見せられた皇室の尊さ。その伝統と精神、そして生命(いのち)。

間もなく令和元年が終わろうとしています。悠久なる歴史を貫く、宇宙の根源より流れ来たる天津真清水(あまつましみず)。天皇陛下がおられる限り、皇室が続く限り、日本は不滅です。

我ら有志一同、元旦早朝、禊より令和二年を始動します。

日本よ永遠なれ!日本弥榮!

 

合掌 かむながらありがとうございます  

 

菅家 一比古

 

★次回の言霊の華は18日の配信になります。

皆さまよいお年をお迎えください。

 

※写真はネットより得たものです。

 

Copyright © umashikuni ALL Rights Reserved.