言霊の華 第573号『パラダイムシフトが始まった』を配信しました

言霊の華 第573号

 

『パラダイムシフトが始まった』

 

心ある日本人は、いまこそ世界人類と日本蘇りのため、祈りを深めるべきでしょう。時代が直面している困難や試練、傷みを恨んだり、怒ったり、批判したりするのではなく、時代苦を背負う。黙々と従容(しょうよう)として背負うのです。

それは宇宙の神様の大御心に寄り添うことになります。天皇皇后両陛下、上皇様、上皇后様は現在(いま)どのような思いで世の中を見、心を傷め、祈られているか。その御心に思いを馳せ、寄り添い、祈ることなのです。

祈りに何の力があるのかと思われるかも知れません。確かに祈ったところで新型コロナウィルスは、それでも人間の身体や社会を侵し続けるに違いありません。必要なのは医療だ、新薬だ、社会保障だ、経済政策だと思われるのは当然のことです。

それでも私が申し述べたいのは、この危機的情況の中で少なくとも持っておかねばならないのは、「心の在り様」のことです。

いま、一人ひとりができることは外出を控えること、三密を避けること、手を洗い、うがいを徹底することetcありますが、それは自分自身を見つめ祈ることだと私は思っています。「祈り」とは生命(いのち)を宣(述)べること。

生命とは霊魂(みたま)のことであり、それは神の分霊魂(わけみたま)で完全円満無限なるもの。それを顕現する行為こそ禊と祈りなのです。その姿に病原菌など罹るわけがありません。

過去、妻や息子がインフルエンザに罹った時も私はマスクすらしたことがなく、一度たりとも罹りません。過信し傲慢を言っているのではなく、日々の祈りと禊によって、私の霊魂が大きく啓いているからに違いないのです。

メディアの報道やテレビ番組でよく新型コロナウィルス撲滅、排撃、打ち勝つ等々と目にしたり聞いたりする度、違和感を覚えます。一昔前、ヒデとロザンナという歌手の夫婦コンビがいました。ヒデさんは歌手活動と共にガン撲滅運動協会の代表をしていましたが、皮肉にもがんで早死にしたのです。撲滅とか撃退とか排撃とかはまるで戦争状態であり、憎悪と恐怖の中に包まれています。

現在、世界的大規模なパラダイムシフトが迫っています。日本にとっても世界にとっても大きな試練をもたらしている、新型コロナウイルスの出現とは何を意味しているのでしょう。まるで核ミサイルが世界中に何百発も落されたかのようです。

人類滅亡への道は間違いなく自然からのしっぺ返しから始まっていることを知らねばなりません。あのピーター・ドラッカーは「社会や経済はいかなる企業も一夜にして消滅させる。企業は社会や経済の許しがあって存在している」と述べています。それを私流に言い直せば、「大自然はいかなる国家も文明も一夜にして消滅させる」です。

私は以前より「傲慢な近代文明はいずれ天から一撃を受けるだろう」と言い続けて来ました。ギリシア文明もローマ文明も滅びましたが、人類は滅びませんでした。しかし近代文明が滅ぶということは人類が滅ぶことを意味しています。このような時だからこそ祈りを深めなければなりません。

私は日々このように祈っています。
「コロナウイルスさん、この度、人間に深い氣づきと反省をもたらすため、神さまの使いとして現われて来られたのですね。我々人間は氣づき始めております。あなたの使命は果たされました。だから安心して元の位置にお戻り下さい。後は我々が引き受けましたので」と。

合掌 かむながらありがとうございます

菅家 一比古