2018/12/12 メルマガ「言霊の華」第五〇九号を配信しました

言霊の華 第五〇九号

『菅家廊下で学ぶ「一流」とは(その2)』

何故、裏千家、表千家が続いているのでしょう。お花(華道)の世界もそうです。
その他、伝統芸能は家元を中心とした組織が延々と存続しております。

茶道の世界は千利休の「わび」「さび」の美的感性が遂に秀吉の絢爛豪華に打ち勝ち、
切腹と同時に後世にその魂が復活したかのように受け継がれたのです。

仏陀もキリストもその弟子たちに魂を入れ、今日、世界宗教として巨大組織が存在しています。
それでは世界最古の王朝国家日本は、どうして存続することができたのでしょう。

一体誰が魂をこの日本に入れたのか。
それは天皇陛下の宮中祭祀だったのです。
天皇陛下自ら古式装束に身を固め行われる宮中祭祀は、年三十回を超えます。

我々日本人はこの宮中祭祀によって「生かされて」きたのです。
歴代の天皇の祈りによって日本に魂が入ったのです。

そして日本史に時々出てくる偉人たち。
その方々は「特命全権大使」として高天原から遣わされ、日本の危機を救ったのでした。
この人々もまた日本に魂を入れに来たのです。

バトンリレーのようにそのような人々が出現し、日本は今日あるのです。
それは神風特攻隊の姿にも現われていました。
六千人の若者たちの、それも優秀な、二十才前後の若者たちが日本を救ったのです。

フランスの英雄であり、文化大臣だったアンドレ・マルローはその神々しさに心打たれ涙しました。
連合軍は遂に日本上陸を断念したのです。
もし日本本土に上陸していたら、米軍の戦死者は何十万、何百万と膨れ上がったことでしょう。
日本の戦死者もそうです。その危機を救ったのが特攻隊でした。

ジャーナリストの葛城奈海さんがよく言われていることがあります。
「戦後の日本の平和、繁栄を守ったのは憲法第九条でもなく、日米安保でもなく、
それは先の大戦で亡くなった、英霊たちの勇猛果敢な戦いぶりにあった」と。

全く同感です。神風特攻隊もまた特命全権大使として日本に「魂」を入れに降臨したのです。

企業が立ちゆかなくなるのは、創業者の創業精神が後継者らによって守られず道を間違えてしまうからです。魂入れのバトンリレーを怠ってはいけないのです。

現在(いま)大企業の二、三流化が進んでいるように思います。
東芝も、この度の日産の騒動も、大手航空会社の飲酒問題も皆、劣化現象が招いているのです。

菅家廊下の「一流について」のもう一つの大きな柱は「徳」について。
そしてもう一つは「心音(こころね)」についてです。

心音は本音のことです。心音だけは決して誤魔化しが効きません。
あなたの心音に一体何が鳴り響いているのか。
そのメロディ、リズム、言霊こそが「あなたそのもの」なのです。

合掌 かむながらありがとうございます  
菅家 一比古  

平成30年12月12日 配信
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『大東亜戦争 失われた真実』ハート出版
葛城奈海・奥本康大 共著

英霊は「国家の犠牲者」なんかではない!
彼らは何に生命を懸けたのか?

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